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ペイ・フォワード

暑い毎日ですね。
やはり日本は熱帯地方になってしまったのかしらと思うほどです。
今日も青山サロンやその付近をうろうろしていたら、車は焼け付くように熱くなるし、
空気はよどんでいるし・・・鎌倉に帰ってきて、ホット、生き返りました。
やはり、夏は浜辺です!

さて、前回(はるか昔のようですが!)予告の≪ペイ・フォワード≫について、書きましょう。
皆さんは、あの現代版ピノキオみたいな映画≪AI≫のハーレイ・ジョエル・オスメント君を知っていますか?
子供とは思えない、あの演技力!
彼が主演した映画に≪ペイ・フォワード≫と言うのがあります。
小学校の宿題で出された課題・・・「どうしたら、世界は平和になるか?」
いじめや犯罪、戦争が横行する世の中・・・どうしたら、この地球上から、そうしたものをなくして、
皆が幸せになれるか?
主人公の男の子は一生懸命考えて、≪ペイ・フォワード≫と言うルールを思いつくんです。
自分が誰かから親切にされたり、助けられたり、幸せになるようなことをしてもらったら、その恩返しを
自分が感じたようにしてもらった人が嬉しくなることを、ほかの3人の人に必ずすること。
してもらった3人は、それぞれまた3人にすること。・・・と言うように幸せな1人が3人になり、3人が9人になり、9人が27人になり・・・あっという間に、地球全体が幸せになる。・・・と言う提案です。
これは、話題になり、まさにあっという間にアメリカ中に広まるんだけれど、当の本人はクラスのいじめっ子に刺されててしまうという映画でした。
悪いことの連鎖は、確実に繋がって行くのに、いいことの連鎖は、現実社会では本当に難しいと感じられる映画です。

私のサロンでは、日本の教育現場ではほとんど取りざたされないけれど、国際社会では当たり前の教養を身につけるべく、学んでいます。
『知は力なり』の言葉どおり、生徒達は、この教養を実生活の中でフル活用して、海外で楽しい思いをしてきたり、エチケットやマナーを身につけて、自分に自信を持って輝いたりしているわけです。
皆、学んだことが机上やノートの上で終わらず生かしてくれているのは、本当の意味でのサヴォアール・ヴィーヴルですから、それはそれでサロニエールの私も嬉しいのですが、ロザリウムの生徒達には
それ以上のことを願っています。

それが、≪ペイ・フォワード≫!!
『講義の中で知ったこと、嬉しかったこと、楽しかったことは、自分に活かすだけでなく、必ず周囲の方々に話すこと!』
これがロザリウムの≪ペイ・フォワード≫。しかも、ロザリウムのノルマは映画より多くて、5人!!

なぜ、こんなノルマの≪ペイ・フォワード≫を奨励しているかというと・・・・・。
私は、教えるとき、いつも古代ギリシャのアゴラのつもりで、ソファーで言葉を交わしながら教えています。
私が教えるようなことは、伝承する形をとるのが、間違いなくきちんと伝わる方法だと思っているからです。
・・・となれば、私が教えられる人数には限りがあります。
多くの方々に、『世界の常識は日本の非常識、日本の常識は世界の非常識!』ということを分かっていただきたいとは思うのですが・・・。
だから、皆さんが5人にペイ・フォワードし、聞いた5人にもペイ・フォワードね!・・・と伝えてくれれば・・・と
思ったのです。
聞きかじりでも、全く知らないよりはいいでしょう。
また、人に話す、教えるということは、自分が成長することでもあります。
私は、今まで、何百人もの生徒の方々に『先生』となるよう育てていただいたと思っています。

いいこと、正しいこと、楽しいこと、幸せなことも、こうして連鎖して行ってくれればと願っています。
変な世の中になったと嘆いても、一人の力では何も出来ないとあきらめるより、些細なことでも動きましょう。
あのフランス革命だって、巷のカフェで、人から人へと伝わって大きな力になったんですから。
ひょっとしたら、ロザリウムから、学び方の変化や糸への思いやりとかが広まるかも!
・・・とロザリウムの皆さんを、叱咤激励しています。

皆さんも、≪ペイ・フォワード≫して見ませんか?


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